「バスケ界を盛り上げる横浜ビー・コルセアーズ」

2024年4月に建て替え工事を経て開業した、横浜BUNTAI。曲線がかった外装や広々とした入口の階段は、以前の横浜文化体育館からは想像できない程かっこよかったです。また、黒を基調とした内装はさまざまなパフォーマンスを引き立てていました。そんな新しい横浜BUNTAIで私たちは今回、横浜市をホームタウンとする横浜ビー・コルセアーズ対川崎ブレイブサンダースの試合を取材してきました。

2022年に「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され、2023年にはバスケットボールのワールドカップが開催されたことにより、今バスケ熱が高まっています!そんな中、取材した日は横浜ビー・コルセアーズのレギュラーシーズンホーム最終戦ということもあり、観戦する人たちで賑わっていました。

いよいよ始まったオープニングセレモニーでは、横浜ビー・コルセアーズのマスコットキャラクターであるコルスと、今日の試合の冠パートナーである読売新聞日曜版で連載中の漫画「猫ピッチャー」の主人公・ミー太郎が登場しました。

さらに、映画「怪物」で日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞し、日本テレビで毎週土曜日に放映中のミニ番組「シャカレキ!~社会歴史研究部~」に出演されている、中学3年生の役者さん、黒川想矢さんがフリースローチャレンジをしました。私たちは控え室で黒川さんに取材することができました。この日に向けてフリースローを昼休みに練習していたけれど、緊張してしまった、と話していました。将来の目標は、「人として優しく、素直で感謝を忘れない人になりたい」とのこと。黒川さんが出演中の「シャカレキ」もおもしろそうな番組なので見てみたくなりました。

試合が始まると、プロのバスケ選手のゲームは展開が早く、目が離せませんでした!ディフェンスの間を縫うように抜けていくプレーやフェイントを使ってシュートを決めるようす、相手をしっかり捕えるディフェンスなど、とてもかっこよかったです。普通では入ることのできない控室から私たちジュニア記者は見ることができ、興奮が覚めませんでした。
試合が終わった後、横浜ビー・コルセアーズの9番・杉浦佑成選手に取材することができました。中学生のころから家族や親戚の影響でバスケを始めた杉浦選手は、そのころからプロの選手として活躍することを目指していました。そしてプロになった今も、これからのバスケ界のために、チームひとりひとりの技術を上げ、ひとつひとつのプレーに全力を注ぐことを目標にしているそうです。「バスケで上手くなるには楽しむことが大事」、そして「目標をもって自分から動くことが必要」だと教えてくれました。

今年、高校からバスケ部に入り、初心者として頑張っている私にとって、重要なアドバイスでした。最後に杉浦選手に私のバッシュにサインをお願いしました。サインを書きながら「今は大変だと思うけど、がんばって!」と応援をしてくれました。私はそのバッシュと共にこれから部活をがんばりたいと思います。

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