驚き 美術館の収蔵庫

ぼくたちジュニア記者は、横浜美術館に行ってきました。横浜美術館と言えば横浜の観光名所だ、という人も多いでしょう。そんな誰もが知っている横浜美術館ですが、古い建物なのかと思いきや、開館は平成元年と意外に新しいのです。収蔵庫にある美術品は、一万2千点。その中から、いくつかの作品を選び、そのつどコレクション展を行い、展示しているのです。

僕は、その美術品の保管方法におどろきました。それは、湿度と温度の設定だけで、保管しているということです。湿度と温度を調節し、たとえば加湿器の中で冬によく見られる結露のような現象をおこすのです。すると、部屋の湿度が上がります。このように収蔵庫の中を調節しているのです。

また、写真のコレクションを日本で最初に大規模に行ったのが、横浜美術館だ、ということを知りました。今では、いろいろな美術館でも写真の展示はよくありますが、この横浜美術館が初めだと知って驚きました。

僕は美術館の人の話を聞き、横浜の歴史の一部を知ることができました。未来の横浜は、また、違うまちになっていると思います。だからこそ今のまちをしっかりと覚えておきたいです。僕はこのまちに住んでいてよかったと思いました。

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