今回の取材先は、わたしの大好きなランドマークタワーを運営している三菱地所でした。ランドマークタワーのことは少ししか、知らなくて疑問ばかりでした。ランドマークタワーは、72階まであって、オフィスやショッピングモール、展望台、ホテルなどがあります。
このビル内のオフィスでは、約1万人も働いている人がいると聞いて、とてもびっくりしました。
今回一番気になったのが、安全についてです。地震や火事、事故、台風などの対策はどうやっているのかな、とてもたくさんの人が訪れるビルでは、どんな工夫をして守っているのかなと思いました。
取材してみると、ランドマークタワーにはしっかりと、みんなが安全に過ごせるような工夫がありました。まず、防災センターではモニターで、事故などが起きていないか交代で確認しています。さまざまなところに防犯カメラが置いてありました。その防犯カメラの映像をたくさんのモニターでいつも見ているそうです。そして、夜になると全部の扉に鍵をかけてパッシブセンサーというもので、動きを感じたら、人が入ったということで反応があり、すぐに駆けつけられるようになっています。
火事の時には。火災探知機が3つのレベルで知らせてくれます。もし、火事が広がってしまったら、シャッターを閉じて防ぎます。
さらに、ランドマークタワーは、強風で揺れてしまう、ということを知りました。そのため、ランドマークタワーの屋上70階には大きな振り子が対角線にそって2つあります。
その重さは1つ170tもあるそうです。ランドマークタワーが揺れると、反対方向に振り子を揺らし、バランスをとるのです。
わたしは、こんなにランドマークタワーに秘密があるなんて、知りませんでした。ランドマークタワーがこれだけのことをしているから、みんなに愛され続けているのかなと思いました。