金沢動物園の特徴

金沢動物園は、1982年に開業しました。最初は3種類しか動物のいない動物園でした。
1984年アフリカ区開園、1983年ユーラシア区開園、インドゾウ来園、1986年コアラ来園、1987年オセアニア区開園、1988年アフリカ区開園、と6年かけて全面開園しました。2000年ごろに身近ないきもの館ができ、動物園では、あまり目にしないような、身近な生き物を知ることができ、金沢動物園は、より人気のある動物園になりました。

ところで、動物園の役割とはなんでしょうか。それは、種を保護すること、動物の大切さを伝えることです。

動物園には、いろいろなくふうがあります。たとえば、ゾウの場合では、餌をあげるところを見せてお客さんに喜んでもらいつつ、ゾウのことを知ってもらったり、ゾウのフンを堆肥として再利用することで自然循環について伝えたりすることです。

僕はこの取材を通して、動物園の本当の役割について考えました。一回絶滅してしまった動物は生き返らないし、回帰しない。だから守っていかなければいけないのです。もしもどれかの動物が絶滅してしまったら、食物連鎖の中で、悪い連鎖が起きて、どんどん絶滅してしまうからです。動物園を取材し、あらためて動物の大切さを知り、守っていかなければいけないという意識を持ちました。

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