夏休み、西区の地域子育て支援拠点、スマイル・ポートを取材しました。
スマイル・ポートの一日を紹介します。
開いている時間は、朝9時半から午後3時半までです。1日30組から50組の利用があり、利用時間は約2時間くらいの方が多いそうです。予約無しでもくる事ができます。昼ごはんを持ってくれば、スマイル・ポートで昼ごはんを食べることもできます。
スマイル・ポートには三つのコーナーがありました。
一つ目のコーナーは、「赤ちゃん優先コーナー」で、主に0歳から1才のまだ歩けない子どものための授乳スペースなどがありました。
二つ目のコーナーは、絵本コーナーです。
ここは主に対象年齢はありません。
三つ目のコーナーは、大きいおもちゃのコーナーです。このコーナーには、主に大きいブロック、おままごとのできるキッチン、などがあります。
次にスマイル・ポートの役割について聞きました。
スマイル・ポートの役割は、遊ぶ居場所を作るだけではありません。スマイル・ポートには、大きく分けて7つの役割があります
一つ目は、ひろば(親子の居場所)です。小学校に通うまでのお子さん親子が安心して遊び、自由に交流できるひろばがあります。他にも多数の遊具などがあります。
二つ目は、相談です。子どもを遊ばせながら、いろいろな相談を受けてくれます。
三つ目は、横浜子育てパートナーです。子育てのさまざまな悩みや、困りごとをなんでも相談できる専任スタッフがいて、必要な情報や機関を紹介してくれます。
四つ目は、情報発信です。子育てについての情報を収集し、いつでもどこでも得られるようにインターネットで発信します。
五つ目は、ネットワークづくりです。地域の中で安心して子育てできるよう、子育て支援をする人、団体と連携してネットワークを作っています。
六つ目は、人材育成です。地域で子育て支援の活動をする人を増やそうとしています。
7つ目は、子育てサポートシステムです。地域の中で、子どもを預けたり預かったりする、サポートシステムをコーディネートしています。
スマイル・ポートのような地域子育て拠点は横浜市の一つの区に一つ以上あるのだそうです。
利用者の方にインタビューしました。
「ここで過ごすのが楽しい」と言っていました。大体5分の一くらいの割合でパパも来ていました。それがとても意外でした。また、初めて来たという人もいました。お誕生日だとみんなで歌ってお祝いもしてくれるそうです。
スマイル・ポートですごいと思ったことは、子育てをする人への気遣いの視野の広さです。子どもにも大人にも、細かく気遣いしているところがすごいと思いました。