地域の歴史や特色が表されているあられを作っています

「美濃屋あられ製造本舗」の工場と直売所に行き、社長さんにお話を伺いました。
「美濃屋あられ製造本舗」は、1929年に磯子で始業しました。現在95年目で小森社長さんは四代目です。

塩や醤油味のあられは、工場が始まった時からあり、昔から守り続けている味なのだそうです。

ちなみにみなさんはあられとおかきの違いを知っていますか?それは大きさの違いです。小さく細かいものが「あられ」で、あられよりも少し大きめなものが「おかき」だと小森さんに教えていただきました。

「美濃屋あられ製造本舗」では、最初は日本で全部を作っていましたが、1973年に台湾に工場を作りました。あられの味の種類もどんどん増えています。新しい味を作るきっかけは、面白そうだと思いついたり、お客様に頼まれたりすることからです。

地域に関係のあるあられも開発していて、横浜ナポリタンなどが例に挙げられます。工場も見学させてもらいました。工場では、7人で味付けを行い、16人ぐらいで包装を行なっています。美濃屋あられ製造本舗さんの桜あられはモンドセレクション金賞を取っています。

すごく美味しそうなあられや、地域の歴史や特色が表されているあられなどが、直売されていました。一番人気はピー柿、柿の種だということです。昔からの味や新しい味があるので、みなさんにもぜひ食べていただきたいです。

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