村田製作所の「Mulabo!」の取材に行き、関口晴巳さんと仲澤千春さんにお話を聞きました。
「Mulabo!」は村田製作所のみなとみらいイノベーションセンター内にあります。
村田製作所は電子部品を開発・製造・販売する会社です。その中で最も生産額が大きいものが、セラミックコンデンサという部品です。
村田製作所ではセラミックコンデンサを年間1兆個も生産しています。1兆個も生産していると言われてもピンとこないかもしれませんが、約0.6ミリのコンデンサを一兆個ならべるとすると、地球約15周にもなるんです。
セラミックコンデンサとは電子機器に欠かせない部品で、携帯電話やパソコンやテレビや、他にも身の回りの電子機器でたくさん使われています。どれくらいたくさんかというと、テレビは500個、パソコンは600個、スマートフォンは1000個、車は5000個も使われています。
「Mulabo!」は大きく4つのエリアに分かれていました。
1.HISTORY ZONE ヒストリーゾーン
ヒストリーゾーンでは「Mulabo!」のオリジナル映像やエレクトロニクス製品と村田製作所の電子部品の歴史を紹介しています。
2.THINK ZONE シンクゾーン
シンクゾーンには科学に関するものがたくさんあります。科学に関する本なども置いてあって、お気に入りの一冊を手にとってカフェでお茶もできます。
3.SYMBOL ZONE シンボルゾーン
シンボルゾーンは、天井にプラスチックのキラキラ輝くデコレーションがあります。
アナトミーテーブルがあり、電気で動く製品の仕組みを知ることができます。
4,DISCOVER ZONE ディスカバーゾーン
ディスカバーゾーンでは、受付で端末機器を貸してもらい、ゾーン内にあるQRコードを読み込み、クイズに挑戦することができます。太陽、星、月の3つのコーナーがあり、クイズに答えた後はそれぞれのコーナーでゲームをすることができます。ぼくは「エレクトロニクスサーキット」というゲームが特におもしろいと思いました。終わった後に、一緒に参加していたみんなのゲームの点数のランキングが表示されました。
ぼくは、村田製作所のことはよく知らなかったのですが、細かい部品を作っていて、それが身近な電気機器に使われていることがよくわかりました。また、ロボットも作っていて、展示されていてびっくりしました。チアリーディング部というロボットが可愛かったです。動画で動いているところをみて、細かい動きまで再現できていてすごいと思いました。
「Mulabo!」ではいろいろな体験ができるので、ぜひ行ってみてください。