横浜開港祭が6月2日に行われたことはしっていますか。ジュニア編集局はその日出店していたいろいろなブースを取材しました。すべてのブースはSDGsが関係していることを知りました。
mamaroさんのベビーケアルーム
mamaroさんのベビーケアルームを取材させていただきました。ベビーケアルームとは、赤ちゃんにミルクをあげたりおむつを替えたりする小さな部屋のことです。それは移動できる箱のようなもので、中は小さい椅子とソファーがあり、赤ちゃんと一緒にイベントに来た人が休憩できるスペースです。モニターやマウス式の壁までありますが、実は一つ一つ工夫があります。ソファーは移動ができ、おむつを替えやすくなる工夫があります。また、モニターは子育て情報やお知らせなどの情報をみることができます。操作するマウスも赤ちゃんがなめたりしないようにかべしきになっています。小さなライトがあるのですが、それも赤ちゃんがぶつかてもいたくないように、ぷにぷにとやわらかくなっていました。外にライトがあり、使用中には光る仕組みになっています。移動式なので、これらをどこかで見かけた人いるかもしれません。現在、神社や病院、駅、公共施設など日本中に400個ほど設置されていたり、今回のようなイベントなどでも活躍しています。このようなベビーケアルームがあることで、男性も赤ちゃんを育てることがやりやすくなります。
https://mamaro.trim-inc.com/
fillsの取り組み
とつぜんですがみなさんは、水筒を持ってきたのに全部飲んでしまい、たりなくなってしまったことはありませんか。それで結局ペットボトルを買ってしまったことはありませんか。そのようなことをなくす取組みをしているのがfillsさんです。
水筒の中身がなくなってしまったら中身だけチャージできる所があればわざわざ買わなくてすみますね。実はもうそんなことをできるお店があります。そのお店を探してくれるアプリを作っているのがfillsさんなのです。
しかし、この取り組みはまだ始まったばかりなので、チャージできるところが、横浜にはわずか3箇所しかありません。それなので、さらに広めるために、今回開港祭に出て宣伝していました。マイボトル(水筒)を販売したり、プラスチッククイズをやったりしてこの取り組みをPRしていました。このような取り組みをすることで、プラスチックのごみが少しでも減ると、私は思います。
https://fills-inc.com/
パルシステム
みなさんはパルシステムとは何か知っていますか。名前だけでは知らない人も多いかもしれません。パルシステムとは、インターネット上で、野菜などを注文すると届く宅配をやっている生協です。お年寄りや子育てで忙しい人などにはとても助かる取り組みです。この日のブースでは乳製品のヨーグルトの試食等をやっていました。パルシステムはリサイクルにも力を入れています。
https://www.pal-system.co.jp/
国際園芸博覧会
国際園芸博覧会とは、2027年に開催されるお花がたくさん集まる会のことです。なんと、この横浜に世界中の花が集まってくるのです!たとえば、横浜をイメージするバラや日本らしい朝顔などの花も飾るらしいです。しかし、5年後に開かれるのにどうして今からやっているか気になりませんか?それは、一年目は横浜の人に、二年目は神奈川県の人になどどんどん広めていき、最後には日本中の人に来てもらいたいからです。このことを通してみんなが自然を大切にしてほしいという気持ちで開催されています。今回ではチラシやポスターなどを配り早速みんなに広めていました。
https://expo2027yokohama.or.jp/
シルバーリボンジャパンさんとソースフルギフトさん
みなさんは心の病気のことを知っていますか。シルバーリボンジャパンさんとソースフルギフトさんは、心の病気について理解を深める活動をしています。
心の病気は誰がかかってもおかしくはないのだそうです。実は5人に1人は心の病気にかかったことがあるのです!しかし多くの人が、何か特別な事がある人がかかる病気と思いがちです。そうではなく、誰でもかかる可能性のある病気と考えを改めるために活動しています。今回ブースでは、心の病気で入院している人を元気にするために、横浜開港祭に来たみなさんに、入院している人宛てに手紙を書いてもらっていました。多くの人々が心の病気について正しく理解し、興味を持つことで多くの人を元気にできると思います。
https://www.silverribbon.jp/
生胡椒
胡椒についても取材させてもらいました。ステーキなどにかけるとおいしい胡椒ですが、粉にする前は緑色なのです。いつも食べている胡椒は乾燥させてすりつぶした状態です。
そもそも、胡椒の産地はどこが有名か知っていますか。胡椒はカンボジアが有名です。カンボジアには、貧しくて勉強できない子どもたちがたくさんいます。その貧困問題をなくすために胡椒をたくさん売り、そのお金でカンボジアの子どもたちが勉強できるような、みんなが幸せにする取り組みをしています。しかし、ただの胡椒では嫌いな人も多くあまり売れません。そこで胡椒を乾燥させるのではなく塩漬けにさせました。その塩漬けがとってもおいしかったです。丸くぷにぷにしていていくらくらいの大きさでした。形は違うのに噛んだら、スッキリと味は似ていました。辛味は少なく子どもでも食べられそうでした。美味しく食べられて、勉強もできてみんなが幸せになれるようでした。
このように、横浜開港祭ではいろいろな人や、いろいろな思いやり、いろいろなSDGsを発見できました。開港祭だけではなく、これからの横浜をみんなの考えや思いやりをSDGsでつくっていけるとよいと思います。
https://shop.kampot.jp/about