ウィンウィンなつながりをつくる場所

2019年の7月、私たちジュニア記者は当時工事中だった、横浜市新市庁舎がどんなコンセプトなのかなどを取材しました。新市庁舎は、155メートルの31階建てで、灯台をイメージした行政棟と船をイメージした議会棟の二つの建物が一つになっていること、行政棟は6千人が働けるようになっていて、市民の人たちがどこに行けばいいのか分からないということがなくなるということ、また、1階と2階は市民が活用できるアトリウムなどがあることなどを教えてもらいました。

そして2020年6月、とうとう、みなとみらいの第二のシンボルとも言える新市庁舎がオープンしました。私たちは今回、その中の1階と2階を取材しました。

さまざまな人々や情報が集まる横浜新市庁舎1階にある「横浜市市民協働推進センター」。市民協働推進センターとは、いろいろな組織が取り組みたい課題や、気になるテーマでつながり、協働して、未来を作っていくためにその過程に寄り添い支えてくれるものです。「協働」はいいまちの理由の一つであるみんなが認め合うための手段です。私は、市民協働推進センターを横浜のウィンウィンな関係をつくってくれる大事な役割だなと感じました。

市民協働推進センターは、チラシやウェブまで工夫がされていました。まず、市民協働推進センターのロゴは市民を意味する「シビック」の文字の下に人と人がつながっているような波のようなマークがあります。これは、人と人が波のようにつながり協働するという意味合いが込められています。そして、合わせて3段のそのロゴは1段1段色が違い、「未来の横浜」を表すロゴマークと同じ色になっています。また、ウェブやチラシに使われている色は色覚判別が難しい方でも判別しやすい色になっています。様々な、立場の人のことを考えて作っているのだなと思いました。

最後に、新市庁舎でおすすめのところを聞きました。協働コーディネーターの薄井さんのおすすめは、1階の大岡川に面しているウッドデッキです。大岡川からのちょっぴり涼しく、吹いてくる風がお気に入りです。チラシやウェブなどのデザインを担当している森川さんのおすすめは市庁舎ではなかなか見られないカフェでリラックスしている人々の風景だそうです。そして、市民協働推進課の係長である工藤さんのおすすめは3階の市民ラウンジの木の椅子だそうです。

私は、今回新しい市庁舎と市民協働推進センターについて取材し、ここは横浜のウィンウィンなつながりをつくってくれる場所だと思いました。

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