横浜銀行のすすめ

2020年で創業100年を迎えるという、横浜銀行の本店に行きました。横浜銀行は大きな統合がないまま、ここまで成長してきたそうです。
今回は、銀行の営業時間外に取材させてもらったので、銀行のお仕事を実際に見ることができませんでしたが、広報室の方に銀行についての詳しいレクチャーを受けました。
銀行には主に3つの仕事があります。お金を預かる、貸し出す、の2つは知っていましたが、3つめのお金を送るという仕事は知りませんでした。このお仕事のおかげで私たち利用者はATMで遠い人にお金を渡すことができますし、また大金を手渡しで渡す必要がなくなりました。お給料はこのATMをつかって、大方渡されるので、不可欠で社会のしくみを担う大切な仕事だと思いました。

ところで、銀行のトップの役割の方々を「頭取」と呼ぶ理由は知っていますか?頭取と呼ばれるようになったのは、2つの説があります。雅楽の演奏における、主席演奏者を称する「音頭取り」に由来する説と、「筆頭取締役」の略称に由来する説です。銀行はお金が生まれてからずっと不可欠で、名称は違えども存在してきました。銀行という古くからあるしくみや歴史にさらに興味が湧きました。
本店の前には、ひときわ目を引く高田洋一さんの「水面の鳥」とう赤いオブジェクトがあります。なんとこの彫刻、風を受けるとゆっくり回転するしくみです。
ぜひ一度これを間近に見に行って、歴史ある横浜銀行の本店に足を踏み入れてみましょう。ビル内にある大きな水時計は美しくて、つい長い間見てしまいます。私のオススメです。

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